ついったログD
放浪親子!
放浪バニーに対抗して(笑)
今度はお留守番バニーが、旅先の鏑木親子から送られてくる楽しそうなポストカードにギリィ・・・ってする番じゃないかなぁ。
星空サ○ライズの企画、「平田さんにあだ名をつけよう!」っていうツイを見て。
「じゃ、ひらタイガーでいいんじゃないもう?キャラは平べったい虎でひとつ!」って言って落書きしたら、たくさんの人がRTしてくれたvvわぁい!
クソスーツのオーダーウェットができるよ!って言ってたやつ。こういうことです。
アンダースーツもできるよ!全員でこれ着て潜ったら、軽く水中コスプレ大会で楽しいに違いないの。 #TBダイビング部
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たった140文字に込められる物語。
ツイッターで毎日提示されるお題に沿って物語をかく企画、「#同題ssTB」に参加しています。
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ついにここまで来てしまったな。
いつかの彼と同じ、青い燐光を忘れた脚に、僕は唇を撓ませた。
それは嘲笑ではなく、心からの微笑み。
だって沢山の仲間、そして無二の相棒。
僕の中には亡くしたものの数万倍の宝物が残った。
それが僕の中で光るから、僕はまだどこへだって跳べる。
<つい>
低迷の日々が嘘のよう。
街を駆ければ「タイガー頑張って!」うっかり踏んだ車からも「頑張れ!」と雄叫びが。
声援に後押しされ、増えだしたポイントに俺が涙すると
「よかった」とクマを作った相棒が笑った。
ここ暫く、何だか小難しいサイトに書き込みしてたよな。大丈夫か?
<都市伝説>
バニーが頻繁に来るようになって、俺んちの皿では食材をのせきれなくて困ってる。
だからでっかい皿を買ったんだ。
レジで「For your family?(ご家族に?)」って聞かれて、何気なく「Yes」と答えた途端、真っ赤になった相棒の耳。くそ、こっちが照れんだろ!
<家族>
「来いバニー!いいから離せ!」
「だってまだ、中に!人が」
黒煙の中、瓦礫が装甲を裂く。
…嫌だ!
「――バーナビー」
不意に響いた、場違いに落ち着いた声。涙で滲む目を向ける。
「…いいから。離せ。バニー」
背筋が震えた。
やさしい、瞳が。
「こっから先は、二人の仕事だ!」
<こい>
強く想えば、必ず願いは叶う。
KOHsとなったT&B――頬を紅潮させ台に立つのは、
かつて全てをなくし、世界を呪った男だ。
「だからこれからの僕の願いは、この素晴らしい相棒と、生涯誰かのヒーローであり続けること」
凛と告げられた言葉に、俺はマスクを下げ少し鼻を啜った。
<願い>
NEXTは体を酷使する。寿命を削り力と成す。
なぁ蝋燭みたいで寂しくね?燃え尽きて死ぬって。ま、俺にはお似合いかなぁ。
笑うあなたに
「蝋燭ってね、芯は最後まで燃え尽きないんですって。」
そなの?賢くなった!驚くあなた。
そういうことが言いたいんじゃないって、気付け
<しん>
どろどろに酔わせて吐かせて眠らせた。それが必要だった。
虎徹は相棒を柔らかなシーツにくるむ。
月のおちる床で、乱れた金髪を撫でた。
獣が言葉を持たないのと同じで、互いに慰めは求めない。
ただ、夜中に目覚めたまっさらの瞳が怯える事が無いよう、肩を抱く。それだけだ。
<清/濁>
幸せに温もった身体を投げ出し、ベッドで縺れ合う。
彼の脚を捕らえて恭しく口づけ。
あ、足の裏に小さな星が。
掌にある黒子は『星を掴む』というのだと。
「じゃあ、貴方は星だって足蹴にするわけですね…壊し屋」
呟くと
「こんなふうに?」と僕の顔を小突く足。噛みついてやった。
<星>
彼は、腕。僕は脚――メディアは隠そうとするけれど、攻撃の主体となる部分は常に傷だらけだ。
黒く変色した皮膚。抉れた傷。醜い脚は嫌いだった。
今日の出動でも二人が負った酷い火傷。
けれど、まるで星みたいなそれを掲げ、お揃いの勲章だなって胸を張る彼。
心に光がともる。
<星>
鞄ひとつで街を出た。世界へ。
僅かばかりの貨幣は、重いので途中で花にかえた。
空を映す海。
花を差し出した痩せた子供の腕。
肩書のない自分が初めて貰った祝福のキス。
笑顔。笑顔。
大切な物ではち切れそうな心と空っぽの鞄。
もうすぐ帰ります。僕の相棒、あなたに何から話そうか。
<着>
最低だあなた!思い切りぶつけられた卵。
頬に伝う生温い感触。
「食べ物大事にしろって教わんなかったか」「親の顔が見てみてぇよ」
反射で喉に上った言葉を飲み下す。
バニー、だめだ。腹が立ってもこれは、何かの命。粗末にするな。
瞳に全部の思いを込めて、ただ、抱きしめた。
<卵>