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※以下、18禁注意!

・「イきますよ、おじさん!」内の設定で、虎徹・バーナビーは 斎藤さんにリプログラムされたアンドロイド・H-01『クロガネ』と暮らしています。





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「虎徹、コレは何だ?」

 

 

切っ掛けは、そう、クロガネのその一言に尽きた。

チリソースの入浴剤を取り寄せる際に一緒に買いながら、すっかり存在を忘れていた、オリエンタルタウンで人気の「夜店の焼きそば」をモチーフにしたバスグッズ。

パッケージは限りなく、市販のインスタント焼きそばに酷似していて、注意書きがなかったらまず間違いなく本物のカップ麺と間違えるレベルだ。

蓋をあけると、発泡スチロールの容器には、麺のイラストが全面に描かれたスポンジが入っており、クロガネに渡すと興味深そうにむにむにと揉みだした。加薬は入浴剤になっていて、「ひのきの香り」と書かれている。さすがにソースの匂いじゃナァと笑って話していたのが一時間前。

 

 

それがどうしてこうなった?

 

 

気がつけば、片足はバスタブの縁に掛けられ、もう片足は自分と同じ顔をした男―――クロガネの肩に担がれている状態。

「ひぃ! んんんっ、あっあぁぁ」

ジャブジャブと水面を激しく揺らしながら下から突き上げられる。

浮力の所為で自重がかからない分楽だが、過敏になった肌の表面をさざ波となった水面が撫でるたびにこそばゆいような刺激が走って堪らなくなる。

特に赤く膨れあがった乳首の辺りに丁度湯のラインがくるため、何度も何度も突起の部分をお湯が掠めるのだ。

触って欲しい、せめてもっと明確な刺激が欲しいと身を揺らすと、恥骨を強く掴まれて熱い楔を奥深くまで突き入れられる。

「んぁっ!!

リズミカルに浅い部分を内壁を擦り上げるように何度も突かれると、じわじわと染みこむようにお湯が中に流れ込んでくる。

その異様な感覚に肌を粟立たせて、せめて外でと訴えると赤眼が蛇のように細まる。

「イヤか?」

「何、か…ヘン、な感じがする」

言葉を待つように緩やかになった挿入に励まされるように肩に手をおき首を振る。

「というか、なんでこんなことになってんの!?

問いには答えはかえらず、代わりに腰を持ち上げられ、ペニスがずるりと抜けていく。

「んっ」

括れが孔の縁に引っかかる位のところで止められて、思わずうめき声を上げて自分と同じ顔を見下ろすと、

「虎徹が教えてくれると言ったダロ。正しい風呂の入り方」

そうだっけ? そんな始まりだっただろうかと首を捻ったところでずんっと奥まで突かれた途端、虎徹のペニスからびゅっと精液が吐き出された。

すぐにお湯に薄れて見えなくなったが、イく時の締め付けで内部に居座るペニスの形が、怖いくらいにはっきり分かる。幹がピクンと震えるのまで、リアルに感じて恐ろしい。

クロガネはくつりと嗤って、湯の中で健気に揺れる虎徹のペニスに指を絡めた。

「ヌルヌルしてるナ」

片手で握りこんでぐりぐりと亀頭を弄られ「あっあっ」と切羽詰まった声が漏れる。

何というか、自分の性感帯を知り尽くしているヤツは容赦がないと思う。

尻たぶを揉みしだきながら、ペニスを受け入れている結合部の当たりをゆるゆると、なぞられる。

穴がイッパイに押し広げられていることを十二分に自覚させられてから、内壁の縁に爪をかけられて思わず悲鳴を上げた。

「ああぁー、う、んぅんっー!!

湯の滑りを借りながら、ず、ず、っと指が入ってくる感触に夢中で首を振る。

イヤだ、無理、それ絶対裂けるだろ!?

「や、ヤダっ、頼む、それだけはイヤだ…っ」

「それ以外は、イイ?」

「いい、いいから、何しても良いから指は抜いてくれ!」

ひくひくと脈打つ結合部から、クロガネの手を外させたことにほっとしたところで、ずん、と奥まで突き上げられた。

「ひっ、ぁあぁぁ、んっ」

弛緩していた身体に杭を打ち込まれたように全身が仰け反った。

クロガネは虎徹から言質を取ったことで、リズミカルに、激しく腰を使い始める。

水音に混じって骨と骨がぶつかり合うような音が、振動となって全身を貫く。、背骨のラインを辿るように肌を撫でられて、ん、と身をよじればお仕置きとばかりに胸の突起に噛みつかれた。

「ん、ぁっ!」

明滅を繰り返す意識が飛びそうになる一瞬を見計らったような痛みにきゅっと括約筋が締まる。クロガネのペニスが中でぐうっと膨らみ、腹の奥にドンッと、精液が叩きつけられる。パッ、と花火が散るように、頭の中が白くなる。

「んっ、むっ、くぅッ!」

脳天まで電流が突き抜けるような衝撃に、虎徹の身体は跳ね上がり、そこで意識が暗転した。

 

 

 

 

「コレが、データだ」

リビングのソファーに座り、渡されたメモリをハンディカムに差し込んで映像を確認したバーナビーは、モニターの中で乱れに乱れる虎徹の痴態にうっすらと微笑んだ。

「上出来ですね」

ガードが堅く、恥ずかしがり屋の虎徹はどんなに頼み込んでもハメ撮りなどさせてくれない。

KOHとして、時に虎徹と何日も離れる生活が続くことがままあるバーナビーだが、独り寝の夜のおかずはもちろん虎徹一択だ。

今までは、持ち前の記憶力を発揮して、過去の虎徹の痴態を思い出しては自慰に耽っていたが、それではやはり何か物足りない。

鮮明な姿が、声が欲しい。

そんな時に思いついたのが、クロガネの眼を通して虎徹のSEXを記録することだった。

他の人間に虎徹を触らせるのは論外だが、クロガネならまだ許せる。

こうしてクロガネと協力して集めた虎徹コレクションを鞄に詰めたバーナビーはにっこりとイイ笑顔で、次なる要求を突きつけた。

クロガネは無言で頷いた後、湯あたりを起こして倒れた虎徹が眠る寝室へと向かう。

まだ少し湿った髪にゆっくりと指を滑らせながら、クロガネは眠れる虎徹へ憐れむような視線を向けた。

 

 

 

「虎徹、強ク生きろ」

 

 

 

真の敵はイボ親父なんかじゃなく、もっと身近にいるんじゃなかろうか。

そう思わずにはいられない晩秋の夜だった。

 

 

 

 

 




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ゴネク2無配の、お風呂グッズネタ第二弾でしたvv
ありがとうございました!